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6. 無線LAN親機を用意する(レンタル)
4.で子機機能が内蔵されていると確認できた場合は、親機のみ用意しますが、子機機能が内蔵されていなかった場合は、親子セットで用意します。
無線LAN親機、または親子セットは、レンタルまたは購入します。
無線LAN機器はせっかく購入しても、自宅の構造上、通信ができなかったりということもありますので、心配な方はまずレンタルでお試しされることをおすすめします。
無線LAN機器のレンタルは、インターネットサービス契約中の回線事業者、もしくはプロバイダに申込みます。
例えば、NTTのフレッツ光であれば、無線LAN機器レンタルはNTT(0120-116116)に申込みます。利用中の機材に合わせて、無線LANカード(親機)のレンタルや、ルータごと交換することによって対応しています。また、CMでも宣伝している光ポータブルというポケットWi-Fiルーターをレンタルすることによっても、自宅で無線LAN接続が可能になります。(光ポータブルについては、「誤解されやすそうな光ポータブルのCMについての解説」をご覧下さい。)
無線LANの親機(光ポータブル含む)のレンタル料金は月額315円で、子機機能が無い場合は、パソコンに装着する無線LANカード(子機用)のレンタルも必要です。そちらも315円です。
また、KDDIのauひかりの場合は、NTTと同様に、無線LANカード(親機/子機)のレンタルを申込んで利用するケースと、無線LAN親機機能が内蔵されているホームゲートウェイを使っている場合は、そちらの機能を利用可能にする手続きとがあります。
auひかりでは、申込みおよび手続きは、セルフページというWEBページから、もしくは契約中のプロバイダ窓口に問い合わせる形となります。(詳しくは「auひかりで無線LANをするにはどうしたらいいでしょうか?」をご確認ください。)
auひかりの無線LAN親機のレンタル料金は月額420円です。子機も同額420円です。
その他のインターネット接続サービスでも、たいていは、回線事業者またはプロバイダにて、無線LAN機器のレンタルを実施しています。詳しくは契約中の事業者にお問い合わせください。
レンタルの場合は、問い合わせ窓口で無線LAN通信の規格について、説明、確認がありますので、その際に、お手元のパソコンに内蔵されている無線LANアダプタの規格をご確認ください。
親子セットのレンタルでは、はじめから規格があったものが届くので心配ありませんが、パソコンのLANカード挿し込み口が、PCカードスロットかエクスプレスカードスロットかの確認が必要になります。
いずれにしても、レンタルの場合は、提供会社のサポートデスクなどで、詳しく確認してもらいながら申込みができるので、そこで相談をすれば間違いありません。
5. 無線LANの規格(通信方式)
4.で子機機能が内蔵されていることが確認できたら、次は無線LAN親機を購入して、と、その前に、無線LANの規格についても知っておく必要があります。
通信規格により、高速通信が可能だったり、障害物に強かったりといった特徴があります。まずは下図で規格の種類と、その特徴を確認しましょう。
親機や子機を選ぶ際には、これらの規格に対応しているかどうかを考える必要がありますが、それは、「6. 無線LAN親機を用意する」以降で説明していきますので、ここでは、こんな規格の種類があるんだというのだけ見ておいてください。
| 規格 | 速度(理論値) | 周波数帯 |
| IEEE802.11b (11b) | 11Mbps | 2.4GHz |
| メリット/デメリット | ||
|
メリット : 最初に普及した無線LAN規格のため、対応機種が多い。壁などの障害物に強い。値段が安い。 デメリット : 電子レンジやBluetoothなどに用いる電波と同じ周波数帯を使用しているため、干渉して速度の低下や、通信の切断が起こる可能性がある。 | ||
| 規格 | 速度(理論値) | 周波数帯 |
| IEEE802.11g (11g) | 54Mbps | 2.4GHz |
| メリット/デメリット | ||
|
メリット : 現在の主流規格でIEEE802.11bとも互換性があるので対応機種が多い。値段も手頃。壁などの障害物に強い。11bよりも速度が速い。 デメリット : 電子レンジやBluetoothなどに用いる電波と同じ周波数帯を使用しているため、干渉して速度の低下や、通信の切断が起こる可能性がある。 | ||
| 規格 | 速度(理論値) | 周波数帯 |
| IEEE802.11a (11a) | 54Mbps | 5GHz |
| メリット/デメリット | ||
|
メリット : 他の電化製品による干渉が無く、通信速度や安定性が高い。 デメリット : 障害物に弱いので1階と2階での利用などには不向き。値段は高め。対応機種が少ない。制約があり屋外利用不可。 | ||
| 規格 | 速度(理論値) | 周波数帯 |
| IEEE802.11n (11n) | 300Mbps | 2.4GHz / 5GHz |
| メリット/デメリット | ||
|
メリット : 複数のアンテナを使って通信させる技術を使っていて通信速度が非常に速い。通信距離も長い。他の電化製品による干渉が無く、通信速度や安定性が高い。障害物にも強い。互換性が高く対応機種が多い。 デメリット : 価格が高い。 | ||
4. まずは子機機能が内蔵されているか確認しよう
最近では、ほとんどのノートパソコンで無線LAN機能が内蔵されています。せっかく機能があるのに、別途無線LAN子機を購入してしまったりするともったいないので、まずは、無線LAN接続をしようとしているパソコンに、無線LAN機能が内蔵されていないか確認しましょう。
パンフレットやメーカーのホームページなどに載っているスペック表で、そのパソコンの機能が確認できます。
また、外観では、ノートパソコンの側部や、キーボードの上あたりに、無線LANのスイッチがあれば、無線LAN機能が内蔵されているということがわかります。
下の画像はワイヤレススイッチの一例です。パソコンの機種によって、見た目や表示の仕方、スイッチのある場所は様々です。また、無線LAN機能内蔵パソコンであっても、このような切り替えスイッチが無い機種もあります。
さらに、以下の方法でパソコンを操作して確認することもできます。
■ ネットワーク接続の画面で確認する
Windows XPでの手順
[スタート] → [コントロールパネル] → [ネットワークとインターネット接続] → [ネットワーク接続]
★「ワイヤレスネットワーク接続」というアイコンがあれば、無線LAN子機機能ありです。
Windows Vistaでの手順
[スタートボタン(ウィンドウズマーク)] → [コントロールパネル] → [ネットワークとインターネット] → [ネットワークと共有センター]のくくりの中の[ネットワークの状態とタスクの表示] → 画面左側の[ネットワーク接続の管理]
★「ワイヤレスネットワーク接続」というアイコンがあれば、無線LAN子機機能ありです。
■ デバイスマネージャで確認する
Windows XPでの手順
[スタート] → [コントロールパネル] → [パフォーマンスとメンテナンス] → [コンピュータの基本的な情報を表示する] → [システムのプロパティ]の[ハードウェア]タブ → [デバイスマネージャ]ボタン → [ネットワークアダプタ]の[+]マークをクリック
Windows Vistaでの手順
[スタートボタン(ウィンドウズマーク)] → [コントロールパネル] → [システムとメンテナンス] → [システム] → 画面左側の[デバイスマネージャ] →(警告メッセージが表示された場合は[続行]ボタンをクリック)→ [ネットワークアダプタ]の[+]マークをクリック
★XP、Vistaともに、ここに「ワイヤレス」や「wireless」、「wi-fi」というような文字を含むアイコンが表示されれば、無線LAN子機機能ありです。この表示はそのパソコンで使用しているワイヤレスネットワークアダプタの種類によって異なります。
確認をしてみていかがだったでしょうか? ここで、子機機能が内蔵されていると確認ができた場合は、用意するのは無線LAN親機のみで、子機は購入したりしないでもよいということになります。
3. 無線LAN接続するにはプロバイダに契約が必要か?料金がかかるのか?
有線だろうが、無線だろうが、1契約で複数台のパソコンをインターネットに接続するのに、プロバイダに別途手続きしたり、料金を支払ったりということは必要ありません。
どこのプロバイダでも複数台接続を認めています。公証でだいたい5台くらい。実際のところはそれ以上接続してしまっても、やっぱり料金が発生したりということはないのですが、多少、接続速度が遅くなったりという問題が出る可能性はあります。
なので、逆に言えば、自宅で1台だけパソコンをつなげても、5台つなげても、月額利用料はおんなじなのです。
ちなみに、パソコンだけでなく、WiiやPS3などのゲーム機、iPadやiPhoneなどの携帯端末を一緒に接続したって、料金も変わらなければ、プロバイダに何か手続きをする必要もありません。
最近では、パソコン、ゲーム機にとどまらず、インターネットに接続することでより便利に使えるインターネット家電も増えてきています。こういった様々な機器をスムーズにインターネット接続させるためにも、無線LANの導入は有効なのです。
2. 無線LANは親子がそろってはじめて通信できる
家にインターネット環境がある。LANコードを使った有線接続では既にインターネットができている。では、無線LAN接続をするためには、次に何が必要でしょうか。
ちなみに、有線は面倒だから、最初っから無線LANでインターネットがしたい、という方もいらっしゃるでしょうが、設定上、一度は有線接続をしてからでないと設定できなかったり、最初からワイヤレス状態で設定しようとするとドツボにはまってかえって大変になることが多々ありますので、無線LAN接続を希望される方も、まずはLANケーブルを使って、有線でインターネットに接続できることを確認しましょう。
さて、有線でインターネット接続ができ、次に無線LANに切り替えたいとなったら、必要なものは、無線LAN接続するための信号を出す親機と、その信号を受け取るための子機です。(本当は親機も子機も、信号を出すだけ、受け取るだけではなく、相互に信号をやり取りしているのですが。)
たまに、無線LAN機能内蔵のパソコンだからと、それだけで無線LAN接続できると勘違いされる方がいらっしゃいますが、親機がなければ、無線LANで接続することはできません。
親機だけあっても、子機だけあっても、無線LAN接続はできません。ただ、親機は1台だけあればいいのですが、子機は使い回しをするのでもない限り、パソコンの台数分必要になります。
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